スプレッドシートの表示形式を使うことで数字の単位や文字のフォーマットを整えることができます。今回は表示形式について詳しく解説していきます。
スプレッドシートの表示形式とは
スプレッドシートの表示形式を変更することにより、通貨の単位を変えたり、小数点以下第何位まで表示させるかを変更したり、日付や時間の見栄えを変えたり、文字を縦書きにしたりなどの設定を行うことができます。
表示形式を変更するには
表示形式の設定を変更するにはアイコンメニューをクリックすることで可能です。
メニューの『表示形式』から選択することも可能で、さらに詳細な設定を行いたい場合は、数字が123が描かれたアイコンメニューの『表示形式の詳細設定』から行うことができます。
表示形式で文字列を整える
文字列の表示形式は太字、斜体、下線、打ち消し線などの他に。フォントサイズの変更、テキストの配置、テキストの回転、文字がセルのサイズを超えたときの処理(はみ出し、折返し、切り詰め)などの設定が行えます。テキストの回転をすることで縦書きも可能になります。
表示形式で数字を整える
数字の表示形式は通貨やパーセント表記、小数点の表示単位の設定や会計での数字表記などに変更を行うことができます。
スプレッドシートでは外国株の株価や為替を取得することができる便利な関数がありますが、取得したあとには表示形式で正しい単位に設定しましょう。
表示形式で日付や時間を整える
日付の表示形式を整えることで日付のフォーマットを様々な表記に変更することができます。サンプルでは2021/01/01という共通の値に対して表示形式の変更だけ行っています。
表示形式で時間を整える
時間の表示フォーマットにも、12時間表記と24時間表記、am,pm表示など様々なものがあります。
まとめ
表示形式の設定はスプレッドシートの基本ではありますが、簡単に使えるからこそ意外と見落としがちな点もあるかもしれません。例えば、通貨の表記があったほうがわかりやすかったり、小数点をどの単位まで表示させるべきか、日付や時間の表記は見にくくないかなど、人が見た時に情報が過不足なく伝わるかという視点で見直してみると良いかもしれませんね。
スプレッドシートの使い方については下記の記事でまとめていますので併せてお読みください。